01.レム・セイブレム
それはもう起こってしまったことでした。
板挟みで 苦しくて 悲しくて
でもそれを何とか受け入れるしかなくて
…それを続けていけば いつか 赦しに繋がる ?
償いのために 愛する。
だから、あんなに悲しそうだったの。
もう一度言おう。
意識は情報の蓄積とその関連づけの集積である。
つまり
与えたかったのは愛だったが、
与えられたのは愛ではなかった。
「どうなるのだろう あの子達は
憎しみと 哀れみだけで、人になれるだろうか」
…レム・セイブレムにとっての
ヴァッシュ・ザ・スタンピートの物語はここで終わる。
■ >
■欠損。
2006/10/21 佐々木ササ